「抽象化」を疎かにしていないか?
就職活動で面接を受けるとき、
「具体的に話そう」
とよく言われます。僕も就職活動をするとき大学の先生からしつこくアドバイスを受けました。
世の中のほとんどの人が
具体的=明確、わかりやすい。
抽象的=漠然、わかりにくい。
というイメージをもってると思うんですよね。すなわち抽象的は悪。みたいな考え方なんです。
けど、「抽象化」ってすごく大事だと思うんですよ。だって、抽象化できなければ言葉も生まれてないんですから。
具体⇄抽象の行き来がすなわち勉強
例えば、「チワワが2匹いて、ダックスフンドが3匹いて、ゴールデンレトリバーが4匹いる」という説明すると確かに分かりやすいんだけど、ほとんどの状況で固有名詞を使う必要はありません。
犬が9匹いる。
こう言えば、簡単に伝わります。
これが抽象化の威力です。
実は学校の国語の勉強も「抽象化」の能力が問われます。
5000〜6000文字の文章から要点だけを切り取り数十文字でまとめる。
実は子供の時から、抽象化を学んでいるのです。
抽象化を疎かにせず。具体⇄抽象の行き来を常に意識しましょう。